今回は、そういう人達向けの記事になります。
馬券構築で意識しなければならい事はズバリ!
「損小利大」です。
資金管理の記事でも、紹介しましたが馬券の買い方もこの「損小利大」がなされる形になっているかがとても重要です。
以下、馬券の基礎知識の紹介です。
馬券の種類
単勝(控除率20%) | 1着の馬番を当てる |
---|---|
複勝(控除率20%) | 3着以内の馬番を当てる(当たりは3通り) |
馬連(控除率22.5%) | 1.2着を順不同の馬番当てる |
枠連(控除率22.5%) | 1.2着を順不同の枠番で当てる |
ワイド(控除率22.5%) | 3着以内の馬番を1組以上当てる(当たりは3通り) |
馬単(控除率25%) | 1着と2着を着順通りに当てる |
3連複(控除率25%) | 1.2.3着を順不同で当てる |
3連単(控除率27.5%) | 1.2.3着を着順通りに当てる |
馬券の種類は上記の8種類。
実際の馬券では以上の馬券を組み合わせて使います。
合成オッズについて
競馬をしているとこんなセリフを耳にすることがあると思います。
合成オッズについて簡単に説明します。
合成オッズとは、ある馬券種を複数通り買うとした場合、回収金額を均等割すると投資金額の何倍が得られるかということです。
x=オッズA y=オッズBとした場合
1÷(1÷x+1÷y)
計算例
単勝5倍と単勝10倍を買う時
1÷(1÷5+1÷10)
=1÷(1/5+1/10)
=1÷(2/10+1/10)
=1÷3/10
=1×10/3
=3.333…
となり、合成オッズは約3倍となります。
そのため
5倍のオッズを200円
10倍のオッズを100円
購入金額300円
どちらが当たっても1000円の払戻しを受ける。
というようになります。
合成オッズを意識することで、自分がどの程度のオッズ帯で勝負しているのかを知ることが出来ます。
また、買っている点数が多いのか少ないのかも判断出来ます。
ネット上では合成オッズ=期待値という情報も散見されますが、これは間違いですので誤解しないよう注意してください。
ここから、持論が入ります。
答えはNOです。
合成オッズの計算に意味がないとは思いませんが、合成オッズだけを算出して回収金額を均一化する事には意味がありません。
- 合成オッズは確率の和の法則を求めているため、オッズAとオッズBが同時に発生しないことを前提としています。
ワイドの様に当たりが複数ある場合は、1点的中時、2点的中時(値の2倍)、3点的中時(値の3倍)で分けて考える必要があります。 - ①で述べた様に合成オッズは複数の馬券種を組み合わせた(馬連とワイドを買うなど)場合を想定していません。そのため、最初に紹介した「損小利大」の逆(単一馬券のみを購入したうえで、配当を均一化する)をやる事になってしまいます。
②合成オッズは確率の和を求めています。
ここが、かなり重要です。
どういうことかというと、
↓の計算例でいうと、
単勝5倍と単勝10倍を買う時
1÷(1÷5+1÷10)
=1÷(1/5+1/10)
=1÷(2/10+1/10)
=1÷3/10
=1×10/3
=3.333…
↑の式は
単勝5倍は出現率1/5
単勝10倍は出現率1/10
を想定しているということです。
実際に競馬で勝っている方は
「オッズ=確率」が崩れる瞬間を狙っています。
どういうことかというと、
あるレースを予想した結果
能力最上位2頭が浮かび上がった
一頭は単勝5倍だが、出現率45%
一頭は単勝10倍だが、出現率30%
みたいなときに馬券を購入します。
要するに、出現率に対して、オッズが割安か否かをみています。
これを期待値と言います。
なので、合成オッズは期待値と併せて、初めて回収率を上げることに役立つものだと言えます。
期待値とは「金額に確率を掛けて、それぞれを集計したもの」です。
例
単勝5倍 確率1/5
単勝10倍 確率1/10
を100円づつ購入した場合
期待値計算
500×1/5=100
1000×1/10=100
100+100=200
購入金額は200円
なので期待値は±0です。
なので、↑の場合どちらをいくらで買っても変わりません。
では↓の場合はどうでしょう。
あるレースを予想した結果、能力最上位2頭が浮かび上がった
一頭は単勝5倍だが、出現率45%
一頭は単勝10倍だが、出現率30%
それぞれを100円づつ購入
期待値計算
500×45/100=225
1000×30/100=300
225+300=525
購入金額は200円なので
期待値325円になります。
このような場合、合成オッズを計算して払出し金額が同じになるようにしてしまうと、期待値の高い「オッズ10倍」を買う資金が小さくなってしまうため、
期待値的には「合成オッズを計算して払出し金額が同じになるよう」買ってしまうと損をしてしまうことになります。
しかしながら、「オッズではない、自分の頭の中での確率」は非常に「見える化」しづらいという問題点があります。
また、例え「見える化」したとしてもそれが実際の”当たる確率”とイコールであるかは証明のしようがありません。
なので、結果的には
自分が割安だと思う馬を中心に
均等買いする方が下手な偏りが作られない分、まだましであると私は考えています。
今回はここまでです、次回馬券構築②~実際に私がやっている馬券術の紹介~をお伝えします。